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~ Dear 福祉業界未経験の皆様 ~ 【施設のご紹介②】
2019/07/18
今回は引き続き、福祉業界に従事しているスタッフの皆様が就業される、施設の形態の違いについてお話ししようと思います。

前回は特別養護老人ホームと介護老人保健施設のお話しをしましたので、
今回は「有料老人ホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」についてお話しします♪


【有料老人ホームとは】

有料老人ホームとは、「住むための居住機能」と「日常生活のサポートをするサービス機能」の2つの機能が一体として提供される高齢者向けの住居のことです。
入居するには、ご本人やご家族と経営者の間で契約をすることが必要です。
入居者は原則として65歳以上で自立した方から要介護5の方まで受け入れの幅が広いです。

都道府県や政令指定都市が管轄しており、厳しい基準や監督のもとで運営されています。

年齢や健康状態などによって入居が可能かどうかの条件や、レクリエーションの頻度や内容は、ホームによって異なりますので様々なホームを比較することで各ホームの特色が見えてきます♪

特徴その①
居室は個室、もしくは夫婦で入居可能な2人部屋

特徴その②
自分にとって必要なサービスを選ぶことができる

特徴その③
介護に関する資格がないスタッフは、介護付きの有料老人ホームでのみ勤務が可能

お部屋は1つの家と捉えて、1人一部屋が基本になります。

ホームの中では食事や掃除、洗濯や健康管理などのサービスをご自身で選んで受けることが可能ですがこれらのサービスを受ける費用は全額自己負担になります。
(この点が、特別養護老人ホームよりも高額だと言われる部分です)

ただし、ホームによっては「特定施設入居者生活介護」の認定を受けていると
介護保険を利用してサービスを受けることが可能です。
※認定を受けたホームのことを、介護付き有料老人ホームと呼びます☆



【サービス付き高齢者向け住宅とは】

サービス付き高齢者向け住宅は、「高齢者の方が安心して居住できる賃貸の住まい」として定期的に居室の訪問や、居室内で起きた困りごとや、介護や生活全般の相談に対応します。
ご自身のこれまでの生活リズムを崩したくない方や、家事などの身の回りのことはご自身でしたい方には比較的住みやすい高齢者向けの居住空間です。

特徴その①
「外出が自由」など、老人ホームなどと比べて生活の自由度が高い

特徴その②
入居者は原則として60歳以上の、主に自立した方~軽度の介護が必要な方

特徴その③
介護に関する資格がないスタッフは勤務できない


有料老人ホーム(中でも介護度の高い介護付き有料老人ホーム)では、入居者の安全のため自由に外出ができないなどの制限があります。
また、提供されるサービスはホームによって異なるので各ホームを見比べると特色が見えてきます♪
ご自身の生活リズムを維持しながら、困ったことの相談ができる環境として安心して住むことが可能です。

以上が有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の主な違いとなります。


~これまで紹介した老人ホームをハンバーガーセットに例えると~

○特別養護老人ホームは、決まったバーガーと決まったサイドメニューとジュースがでてくるバーガーセット

○有料老人ホームは、バーガーが選べて決まったサイドメニューとジュースが注文できるセット

○サービス付き高齢者向け住宅は、バーガーからサイドメニュー、ジュースまで全て選べるセットになります。



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