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~ Dear 福祉業界未経験の皆様 ~ 【ゼロから分かる資格の話 介護福祉士実務者研修】
2019/10/14
みなさん、こんにちは!
医療・福祉のお仕事紹介サービス「アモンメディカル」、ブログ担当のUです♪

☆ゼロから分かる資格の話☆

先日は、介護職員初任者研修についてお伝えさせていただきました。
今回は初任者研修のもう1ステップ上の資格である「介護福祉士実務者研修」についてお伝えさせていただきます(´ω`*)

通称として、実務者研修と呼ばれるこちらの資格について早速見ていきましょう。

【実務者研修を取得するメリットは?】

メリット①仕事の幅が広がる
介護に関する資格がないと勤務ができない施設として、下記の事業所があります。
・サービス付き高齢者向け住宅
・住宅型の有料老人ホーム
・訪問介護事業所

上記は、初任者研修を持っていることで介護スタッフとして勤務することは可能です。
しかし、実務者研修を持っていることで任せていただける仕事が増えます・・・!

それは、「サービス提供責任者」というポジションです。
サービス付き高齢者向け住宅も、住宅型有料老人ホームも、施設近くに設置されている訪問介護事業所の職員が、施設へ入居している利用者のご自宅(お部屋)へ訪問し、訪問介護サービスを提供するといった概念の元で介護を行っていきます。
施設内での勤務であっても、スタッフは訪問介護事業所の職員として介護サービスを提供している形になります。※施設スタッフとしての採用も中にはございます。

サービス提供責任者は、訪問介護サービスを提供するための計画作成やスタッフの指導や管理を行うポジションになります。
家族や利用者からのサービス提供についての相談に応じることや、実際に利用者宅へ訪問して介護サービスを提供することもあります。


メリット②介護福祉士を目指せる(受験資格を得る)
平成28年度(平成29年1月)の介護福祉士試験から、介護福祉士の受験要件として実務者研修の修了が義務化されました。
介護の仕事は専門職です。その専門性を証明する資格が介護福祉士であり、役職者として責任ある立場を目指していく場合には事業所から取得を求められることが多いです。
また、資格手当としてお給与にも反映されますので、今後のことを考えて介護福祉士を目指したいとお考えの方には、早期の取得がお薦めです。


【どれぐらい勉強が必要なのか?】
実務者研修は、合計450時間の勉強が必要です。
(初任者研修をお持ちの方は共通科目130時間分が免除になります)
また、学習内容として「痰の吸引」や、鼻などから管を通して栄養剤を流し食事を摂取する「経管栄養」などの実技の学習も行うことも大きな特徴です。

初任者研修に比べて学習期間は長くなりますが、今後のステップを見越して早期の取得を検討いただくことも選択肢の1つかもしれません。
気になった方はぜひ、お近くのスクールを調べてみてくださいね♪

引き続きブログの方では資格のお話をさせて頂きますので次回以降もお楽しみになさってください☆☆